ゲームブックとはそもそも何か?

めくるめくゲームブックの世界へようこそ!

 ゲームブック (Gamebook) とは、読者が選んだ選択肢の内容によってストーリーの展開や結末が変わっていくというゲームとして遊ばれることを目的として作成された本の事を言います。通常は、ゲームブックと呼ばれておりますが、そういった特徴からアドベンチャーブックやアドベンチャーゲームブックとも呼ばれている物になっています。

 その最も特徴的なところは、迷路やなぞなぞと言うような遊びの要素を含んだ本であるという事です。特に日本での最初期では児童書の中で、このストーリー分岐を取り入れた物などもあり、本一冊でプレイできるゲームとして、一時期非常に人気があったのです。

ゲームブックの特徴

 ゲームブックは基本的に数十から数百のパラグラフによって成り立っています。パラグラフとは段落の事であり、その各パラグラフには順に番号が付いています。読者はそれらのパラグラフを頭から順番に読むのではなく、パラグラフの末尾で指定された番号のパラグラフを次に読むことになります。

 つまり、ゲーム上で表示されている選択肢によって示された番号を見て「3パラグラフに進む」「5パラグラフに進む」などとしてゲームが分岐していく事になるのです。

 パラグラフ番号の代わりにページ数をそのまま利用し、1ページを1パラグラフとして扱うゲームブックもあります。いずれも次に読むべきパラグラフは1つに限らず、殆どは複数の行き先が存在します。それらはプレイヤーによる任意選択ができたり、後述するランダム要素によって決められたり、以前に行った選択や判定の結果が影響して決まるようになっており、このような方法によって、多様に変化するストーリーを実現しています。